相変わらずANAの色
24/03/18 下方修正につき更新
機体の特徴
数あるνガンの内の1機。
今作はMBON以降ご無沙汰だった『共振』が戻り、νガンの中では唯一時限強化で戦う機体に戻った。
福岡νの参戦で近接寄りの立場を奪われた事やコンセプト被りが生じてしまった背景が恐らくあるため。
前作時点で攻めても弱い、守っても弱いと性能最底辺争い常連だった事を鑑みると、時限強化に戻った事で最低でも攻めを強要できる仕様に転じたのは悪くない。
共振の仕様はMBONと大きく異なり、言うなればVS2最盛期に戻ると書けば分かりやすいか。
加えて覚醒中のみの要素であった格CSの2回取り付き/ゲロビ2発も時限強化内で使用できるようになり、横特の最盛期化も相まって攻撃性能は雑に高まっている。
弊害として生時でのN特/横特が剥奪されており、相方を守るための主張や滑り落下ができないといった問題は新たに生まれている。
強化機特有の良し悪しはこれ以上無い程に表面化しており、その点では時限強化の枠組みには正しく収まっていると言える。
02/06のアプデで共振が大幅強化。
ハイアップ型に恥じない性能となり、生の低スペは結果的に気にならない形に。
また、この手の機体にしては珍しく射撃武装の性能が生時と強化でほぼ同一で、生時であっても大火傷させられる独自性が光るようになった。
流石にそれは問題とされたのか03/13に強化から最速で弱体化を受ける結果に。
相方負担は大きいが自衛だけであれば豊富な落下テクとプレッシャー、迎撃火力を盾に粘れるため、防御力が落とされた現在でも依然最強格の機体だろう。
メイン
8発/3s
至って普通のBR。
今作は覚醒中はキャンセル補正が切れるため、終盤ローリスクなメインからのゲロビがリーサルになるシーンは多々ある。
250付近はキャンセル横特からのコンボでも削り切れるルートだが、後述の修正に伴いコンボ始動としてはやや微妙になった。
修正で共振時に弾数10発へ換装する仕様に。
加えて1発につき1発共振ファンネルが射出される仕様が追加。
この仕様によって"移動撃ちBRを撃つだけでBD有利が確定する"VSの歴史を見ても類を見ない強武装になっている。
--共振中連動ファンネル
共振中メイン1射につき共振ファンネルが1基射出される。
当然取り付きは2回だが、連動の関係上胚乳は足を止めないのが凶悪無比。
全距離に於いて安定した飛ばし→詰めを自分1人で完結できるようになり、修正後はこの武装を起点にキャンセル先に保険を掛けた攻めが主体となっている。
格CSとは時間差で小粒に送れるのが大まかな違いで、例えば中距離をズンダすれば2×3の共振ファンネルがズレて攻撃する。
小粒で飛ぶとはいえ性能は格CSと同等であり、今作の共振ファンネルの性能からしても破格の仕様。
BD量が少ない低コはまず抵抗できず落下も1回程度では振り切れない。
また、格CSと違い飛ばす量を調整できる関係上、2onを作りたい際に放置したい側へ2~3基程度送れば強制的にラインを下げさせて足の止まる援護もさせない。
その間も胚乳は残機分をメイン/格CSで動かせるため、削りたい/ダブロしたい本命にも別口で共振ファンネルは出せてしまう。
基本的に追う側には2~3基、横槍防止で残基をタゲ変え格CSで飛ばすのが安定する。
胚乳も攻撃に参加できる都合上少ない基数の方がリターンは伸びるし、単純に共振自体の圧力が別途であるため、多くの連動を同じ相手に送るならそもそも格CSでいい理屈にも繋がってくる。
重要なのは胚乳が単騎で相手2人を相手できるという点にある。
ほぼ全面的に共振中の欠点を克服した仕様で、最早攻め立てる状況は全機体最強クラスといっても過言では無い。
疑似タイ等の安全な時はハイリターンの布石、覚醒やライン崩しといったリスク管理の時にはローリスク様子見として等、全距離で機能するまさしく万能を突き詰めた武装。
懸念点としては安上がりになったりコンボの邪魔になる事。複数の連動が入ると140未満になる事は多い。
また、この武装を起点にするのは構わないがこの武装が引っ掛かるのだけを待つと、共振の対策であるボタンを押さない慣性や緑ロック待ちに纏めて処理されやすい。
メインから横特をチラ見せするなり、最低限胚乳が接近するをしないと相手に効率良く受けられてしまう。
この点からも修正前と変わらず「共振中は前に出る」をより濃くした仕様と言ってもいいだろう。
CS
2sc
コマンド変更されて扱いやすくなった。
横サブと横特でチャージ時間を稼げるのはポイント。
格闘コンボの〆を選べる点はやはり優秀。
--レバーN
前作の嫌がらせコマンドが改善。
弾速向上で硬直はそれなりに撃ち抜けるように。
生時は当たる/外れるどちらであれ、使用した場合はラインを下げる事になるのは注意しておきたい。
基本的に相手が攻めてくるなら使用は控えた方がいいだろう。
サブキャンセルは隙を消したり再度チャージを稼げる。
単純な足掻きならバルカンよりもこちらへ繋いで遅延したい。
前作よりも使い道はあるので要所で使えるように。
--レバー入れ
移動撃ちの腕部バルカン。
特に注釈がない場合のCSとはコレを指す。
修正で補正良化。フルhitメイン追撃でも165出る。
当てるというよりかは落下のオマケ。
横サブからのセカインは落下のタイミングをこちら側でズラせるため、着地を取ろうとする相手には中々に刺さる嫌らしい武装。
生時に前BDを抑制できる点では噛み合っているし、バクステキャンと合わせて普通のMGらしい受け方をしてもいい。
共振中は従来の用途で問題ないが、生時は横特剥奪もあって横サブセカインが生命線。
最低限このテクニックは身につけて実戦投入すべきだろう。
コマンド変更でバクステ格CSからも落下しやすくなったのは大きい。
格CS→CSは斜め後ろへ慣性落下できる点でも優秀。トレモで身に付ける価値は大いにある。
昨今では余り使われないテクだが、盾アチャキャンの要領で特射→CSと入力すると斜め後ろにも慣性を乗せて落下できる。
実戦投入可能なテクではあるものの、現状では横サブ→CSと格CS→CSで十分対応できるため無理に使う必要はない。
格CS
FF6機射出。
03/13に生時の機動力が落とされた関係でこの武装の重要度が増した。
安易に飛ばすよりは任意方向にBDから格CS→CSで降りる用に残しておきたい。
また、同時に従来では使う必要が余りなかったレバーNの停滞も頼る必要が出てきている。
修正後からゲージ管理の仕様が変更され、背部にフィンファンネルが無くてもチャージができるように。
加えて発生時点で背部にある基数を全て出す仕様に変更された。
メイン連動で1基出している場合は残り5基を出す事になるが、格CSのためタゲ変えで出せる。
疑似的なマルチロックは勿論、共振のカウントが終わりそうな際の横サブ/特射で共振延長→格CSが非常に楽になった。CT稼ぎに相変わらず便利なので余裕があれば。
ーーレバーN
展開FF。
無料で出せる停滞としては悪くないどころか時限強化の生時が持つには割と問題があるラインの武装。
前作の修正による弊害でサブ/特射でも発射してしまうのはネック。
生時の機動力の下方も踏まえてプレッシャーが無い時は展開していきたい。
共振中は不要。
--レバー入れ
今作は性能強化を受けてとにかくよく当たる。
生時でも出し得のため常時チャージする武装。
相方の援護はこれくらいしかできないので大人しくしておこう。
共振中がこの武装の真骨頂。
2回取り付き/1hitよろけ/ビームが太いため期待値は非常に高い。
今作は共振中何度でも使用できる凶悪仕様。
相手の頭上で出してゲロビ連打、先行させて横特で攻め込むなどバリエーションは豊富。
ミリ削り/調整崩し/詰み作りなど用途を挙げればキリがない。
流石にFFが絡むと火力は落ちてしまうが、事実上ガー不連携で反撃も抑制する点は破格。
特に時限強化という今作の仕様とも噛み合っている。(※自機ダウン展開防止)
修正でメイン連動が追加された事で出番は減少した。
しかし、全機射出をBD1回で行えるという利点は残っているため、2onで撃墜を狙う際は依然こちらが優秀。
メイン連動はどちらかといえば疑似タイや被ダブロ時に格闘ホールドをスキップできるのが強みだろう。
サブ
1発/5s
打ち分けバズーカ。
ムーブ補助/弾幕/硬直当て/迎撃/コンボ〆etc…と万能。
生時は嘘偽り無くこの武装を回避されると死亡する。
バルカンとの組み合わせは過去2作品よりも生命線。
02/06にリロード-1s/弾速強化/ダメ向上。
リロードは当然生命線のため非常に大きい。
弾速も感じ取れるレベルで速くなり中距離の引っ掛かりにはより期待できる。
各種特格にキャンセル可能。
--レバーN
短間隔3連射。
アムロらしく発生は早い。
横サブの扱いやすさ/用途に隠れているが、武装としてはこちらもかなり優秀。
手早く弾幕を張りたい際は使っていける性能。
02/06で威力が191に。ゲロビでは間に合わない硬直を取れる上で火力がシャレになっていない。
各種射撃派生も同様だが、アムロ機はBZが弾頭高威力で〆に向く。
逆に爆風は超低威力だがその分補正が緩く、ゲロビなどで追撃できると生当てと遜色ない火力が出せる。小ネタとして。
--レバー横入れ
最強クラスのムーブBZ。
シナンジュよりも1発多く横に撃てて3発目は再誘導する。
この仕様で中距離の期待値が高く、それ以上に近距離の押し当てが強みの主力武装。
今作は弾速/誘導が体感できるレベルに強化されており、空中の甘い移動や硬直には突き刺ささってくれる。
特射同様武装自体の性能も全く変わらないのはかなり異質。
横サブ→CSは発射数を調整してタイミングをズラせる落下で生命線。
少なくとも対戦に出すのであればこのテクを使えるようにしてから臨みたい。
共振中は最盛期の横特との兼ね合いが強く、脅威の追従に焦った相手の行動を被せで潰していける。近距離の様子見としても便利。
横サブ→横特→CSはお手軽で強い黄金連携だが、今作はここにファンネルが加わるので更に強力に。
迷った時はこのセットプレーを試してみるといい。
落下は中距離なら2発、近距離なら3発のイメージだが、この辺りは好みでいい。
理屈としては、最も慣性が乗るのは2発目で中距離だと着地をズラしやすいため。反面、CSのゲージは横サブ前に3〜4割必要になる。
近距離3発は当然再誘導を目当てにするのだが、先の通り今作は横特が無いため頼らざるを得ない。しかしゲージは1〜2割で済み、メインステップ横サブを微ディレイすれば間に合うなど利点は多い。
また、降りるだけであれば実は1発目を出さずにCSCすることも可能。この際の慣性も非常に大きく乗るため、格CSを飛ばしている際などはこちらで温存するのも手。
特射
1発/13s
非常に強力なゲロビ。
火力/銃口/弾速/太さどれを取っても高水準な胚乳の主砲。
共振中は2発になる仕様が戻り、都度2発回復するため実回転も良好。覚醒リロも当然する。
実用性はともかく生特射→共振特射→覚醒特射でMAX5連射できる。3連射程度なら対戦でも目にする事はあるかもしれない。
生時でも使えるため迎撃や硬直には積極的に重ねたい。CSでの隙消しも実用的。
共振中は横特からのゲロビ、ゲロビからの横特…と相性が良く、どちらの性能もVS2最盛期で押し付けやすい。
弾数2発で当たるか怪しい場面でも雑に使えるのは嬉しいところ。
1hit毎の火力が高く、覚醒中は更にhit数が増えてダメージが伸びる。
今作はそもそも共振中に火力が上がるため、リターンは更に高くなった。
地味ながら途中で中断しても数値が出たり、格闘から〆に使ってもいいなど、ゲロビとしては特異な性質を持っていたりする。
※ライトニングのゲロビやブラビのゲロビもコレに近い1hit高火力タイプでコンボに使える
銃口が直前まで掛かる+砲身リーチで決定するため、かなり理不尽な当たり方が起こりやすい。
一般的な銃口は本体から見た相手の位置を捕捉するが、胚乳の場合は筒先の先端から見た位置を基準とするため、特に密着になるに連れて反転するような当たり方が多くなる。
横特から前ステで押し込むのが凶悪なのはこの理屈による所が大きく、空中hitの多さにも起因している。
総合的には慣性が乗らない以外の欠点は存在していない程に優秀なゲロビ。
修正前/後どちらも1発入れば試合が大きく動き、2発連続で当たればゲームがひっくり返る。
中距離でも連動ファンネルが出ている際にこの武装をガードさせると高確率で捲れる。
S覚醒中は連動捲りでも230程度吹き飛ぶため、リーサルの範囲は見た目以上に広い。
連動を撒餌に着地や軸を贅沢に狙っていくだけでダメージチャンスは増える。
特格
16s/10ct/20se
共振。
1回目は早く溜まるが2回目以降は遅くなる。
胚乳は武装の見た目やスタイルに変化が無いため分かりにくいが、実のところ今作の共振は相手に抵抗させない圧殺寄りになっている。言うなればVS2最盛期の覚醒中をそのまま時限強化に落とし込んだ形。
このため従来のbot行動や万能機らしい姿勢で挑むと思うようにダメージが取れない。
共振中はとにかく強気に出て相手のラインを崩壊させるのが今作のコツ。
胚乳の後落ちは覚醒が減る=強化-n回になるため可能な限り避けたい。
しかし生時の相方負担や30の苛烈な攻撃から低コ側の先落ちは高頻度で起こる。
胚乳自身は割と横サブ→CSやプレッシャー、格CS停滞で誤魔化せるが、横特の剥奪で多少ロックを引いたり緑ロックでの滑り落下ができないのは手痛い。
今作の胚乳の評価を左右するポイントで、この先落ちしたいがしにくい点は修正後も特別変化が無い。
生時に無理な援護もできないため、相方が先に覚醒を使用するような展開が多いのは申し訳ない所。
強化直後に各種特格へのキャンセルがある。
近距離でも即座に切り返せる他、今作は先行入力の関係でBDCが出にくいのも含めてありがたいキャンセル。
同様にCSに繋げば足を止めずに共振へ入れる。
起き攻めなどで共振に入れぬまま惨殺されるケースが03/13以後増加したため、こちらのテクの優位性は高まっている。疑似タイの時でもかなり有用。
共振中N特/横特共に初段からは専用モーションの射撃派生があり、2段目以降はBZを撃つ通常のものになる。
前作で付与された後派生も据え置きで、今作の追従から270↑を出せるのは破格。
モーションもコンパクトなので積極的に利用したい。
03/13共振中のカウンターファンネルは仕様が完全に削除。
流石にゲーム最強ユニットが持つにしては鬼畜すぎたので妥当。
その代わりメイン連動には一切手が入ってないので、上手くそちらを取り廻してノックバックに当てるなどしたい。
--共振中N特格
上下に対して食い付きの良い格闘。
緑ロックでは跳ね上がった直後に即落下する。
挙動が早く追従距離も長いため、中距離から一気に距離を詰める動作として有用。
横特の影に隠れがちだが、出し切りバウンド、派生も有用など中々に器用。
縦に強く出られるのは重要なので、立ち回りに慣れたら混ぜていきたい。
修正後は所謂ザクアメ調整を受けて振りやすくなった。
追従距離に応じて発生が変化するようになり、密着に近いほど高速化する。
主に横ムチ系に対して先に振れる択で、密着では振り負けせずやや遠目なら飛び越えられる。
自分から攻める際やオバヒで出した際の期待値も上がっている。横サブ→N特格でCSは溜まるので仕込み忘れのないように。
--共振中N特格射撃派生
後退しながらバルカン。
モーションが異様に機敏で、火力こそ出ないが安全に着地へ移行できる。
補正は悪く基本はカット重視の〆向き。
ダウン値が低く強よろけ+着地で攻め継パーツとして非常に有用。
攻め継が成功した後は格CSから再度入れるため、チャンスメイクの度合いとしては比較的高めなのも利点。
修正後はF覚醒のチョイスが絶対では無くなったので若干出番は減ったか。
--共振中レバー横特格
凶悪な回り込み+広範囲を薙ぐ格闘。
前作では大罪の償いをしていたが、今作は共振中という制約を設けて全盛期の性能に戻った。
追従は最早バケモノと称して偽りなく、キャンセルルートも据え置き。
hit時スタンで確認もしやすく、前作で付与された後派生で270を奪えるなど、リターン面はVS2よりも高いと言っていい。
悪くない発生から連打でどうにかなるシーンも激増しており、共振中はこの横特を中心にガンガン攻めていける性能を得ている。
先出し筆頭択で相手の択を見てから次を選べるのが強み。
当てるつもりなら横特は2回入れ込み安定で、シールド捲りとステップ狩りをごく自然に行える。
メイン連動/格CSも合わせればSAやダウン属性でしか対処困難。
各種射撃から出せるのも優秀で、メイン→横特>横サブor特射→横特は釣り出しと押し付け完備の胚乳ビギナーズコンボ。
修正前は格CSとのセットが前提だったがメイン連動で格CSの手間をスキップできるようになった。
ゲロビがリーサルの場合は横特始動のフルコンも同時に圏内のため、どちらが当たってもいいセットプレーである点も見逃せない。
総合的な強みは共振ファンネルと最盛期の追従が共振中という枠内で復活した事に集約される。
実質的にミニ覚醒とも言える今作の共振だが、他の30時限強化に比較すると、ほぼ全ての攻撃がセットプレーで、仕掛ける距離や動作を選ばないのが恐らく最大の特徴。
先述の通り、やる事の見た目に変化が無いため分かりにくいが、従来の覚醒時の動きを強化中にできるようになっているのは破格。
ヴァリアントやスタビルとは連動ファンネルと格闘性能で棲み分けされているため、この機体を使うのであれば接近戦を仕掛けたい理由でもある。
--共振中レバー横特格射撃派生
後退しながらBR2発。
95→120でDPS良好。ダウン値2前後なら2発入る。
横特自体が切り抜けであり、そこから更に切り抜けベクトル先へ滑るためカットは不可能に近い。
横特>横特射撃派生は手早く終わって火力も220程度と主力。
特に今作は時限強化のため安全で手早いというのは重要。
覚醒中は概ね3前後までは出し切れる超効率パーツになる。(ex.横特後派生2>横特射撃派生 F291)
射角がやや狭いのか壁際はかなり外れやすい。
その分2発目だけ当たる事もあるが、リスクは取れないため壁際は後派生やN特を用いるといい。
N格
射撃バリア付き3段。
今作は共振中の攻め択が強いため押し込みで使う機会は少なめ。
ダウン値が低いためパーツ適性はある。
--射撃派生
各種格闘から出せる弾頭110のBZ〆。
出し切りからも出せる格闘がある一方でBD格は全段非対応。
補正がある場合はNCSとダメに大差はないが、あちらはキャンセル横サブで更に動ける。
DPS面でも即強制を奪える面でも頼れる派生。
--後派生
各種格闘から出せる高火力〆。
最終段150/バウンドとリターンも高い。
3モーションの関係で基本的にはコンボ序盤で入れた方が効率を活かせる。
特に格闘始動の場合は顕著で、手前に補正が溜まる格闘2段>格闘後派生と最初に後派生2段を入れる物とでは約30ダメ前後変わる。
手前に補正がある場合は射撃派生かCS〆の方が時短。
覚醒中は300を出せるパーツだが、逆に言うと300以上は余り望めない。
共振/覚醒の強みが別に用意された事もあり、こういったフルコンの機会は少ないだろう。
前格
判定の強いパンチコンボ。
出し切り射撃派生でコンボが完結している格闘。
共振中に振る事はないが、生時にはプレスが無い時の最終手段。
リバサで振ってみたり密着なら期待値はある。
横格
発生の早い横格で迎撃向き。
かなり勝てる範囲が広く、並みの格闘機にもCSと合わせて誤魔化せる。
リターンも後派生で高い上、出し切り自体が切り抜け+受け身不可というメリットを持つ優秀な格闘。
困った時は出し切りを〆に持ってきてもOK。
後格
1発/22s
抵抗するな!でお馴染みのプレッシャー。
範囲が広く追撃手段も豊富な胚乳の搦手。
今作は時限強化になっている関係上自衛の切札的立ち位置になった。
構え直し削除で落下に多用できなくなったのは痛いが、生時にプレスを持っているのは貴重。(※他にはザク3くらい)
生時はこの武装がリロードされるまで絶対に無理はしない事。
これを守れないプレイヤーからスクラップにされていく。
理由として生時に距離を大きく離せない事からハメ切られる展開は少なくない上、プレスの無い時には横サブしか本当に択が無いため。
幸いにも開幕は先に共振が溜まるので胚乳の知見が少ない相手には誤魔化せる。
気をつけるべきは2回目の共振を待つ生時。
押し付けにプレスを使う時もあると思うが、手元にプレスが無い場合はシールドを躊躇わず頼って最大ダウンしておきたい。
地味な読み合い小ネタ
構え直し不可によってプレ抜けプレスは後出しが完全有利になった。
特に共振中は横特で先に仕掛けられるため、相手がプレス持ちの場合は反射的に押せるようにしておいて損は無い。
相手がそこまで読んでキャンセルBDをした場合に限り不利だが、経験上そこまでしてくる相手は稀。
逆に対面にマスターを筆頭とするSA抜けが前提にある機体に対しては、こちらも構えた時点で消費のため、上記のような後出し有利に引っ掛かるケースは起こりうる。
抜けてきそうな相手にはプレス→BDシールドまで入れ込んでスタン確認するのも手。
一応胚乳側はシールド入れ込みしてもBD格でかち合い勝負に強いのも利点。
BD格
発生/判定/追従3拍子揃った胚乳の元祖代名詞格闘。
共振中には横特があるが、初段の性質がやや異なるため使い分けはできる。
生時は最も伸びるため追撃筆頭択。
往復するカットの高さも優秀ながら、初段の強さから密着付近のパナしはかなり信頼がおける。
自機判定がズレ込むため判定勝負には勝ちやすい。
また、案の定2段目以降は受け身不可で離脱してもヤケドしない。
初段や2段目までは使い道があるものの、パーツとしてや出し切り適性は無い寄り。
往復でカットをつけるなら横特射撃派生の方が適当。
覚醒技
FFバリア/爆風付きのゲロビ。
バリアの耐久値が無限と地味に優秀でリスクは小さい。
30の覚醒技としては胸を張れる性能。
02/06で性能が全面強化。
ナイチン/クシャ/ベルティゴといったファンネル主体に通ずる高性能覚醒技に昇華した。
特に胚乳はバリアの恩恵が大きく、爆風も巨大化した事である程度の着地取りにも期待できる。
最初の半覚で相手を荒らせたならぶっ放してもいいだろう。
細かい話としては残タイム5s程度なら高飛びしてこの武装を出せば格闘以外拒否のToD勝ちの補助にもなる。
立ち回り
生時に横特が使えれば…とは確かになるが、そこは運営も弁えている模様。
その代わりかサブと格CSはかなり強めに設定してくれている。
共振も前作UCのような迎撃させずに圧殺する強化タイプになっているため、旧作の共振や他の時限強化のような動きよりも覚醒してる時と同じ動きを意識した方がよくなっている。
少なくとも強化中に尻込みするようでは他の機体でいい。
02/06の修正後も立ち回り自体に変化は無く、共振が溜まるまでは無理をせずカウントを待つ。
大幅に強化を受けたのが共振だった事もあり、共振中だけはV2ABやスタビルのような俗に言う最強ユニットに変貌した。
このお陰で共振さえあればどうとでもなるレベルにまで引き上げられているため、修正前ほど先落ちしないと大惨事になる事は減った。
無論、性能と共振回数を稼ぐ意味では先落ち推奨だが、裏を返せば最強ユニットに通ずる0落ちも十分視野になったのが最も大きい。
生時の自衛ではダブロこそ厳しいものの、ここに来て生時に横サブ→CSとプレッシャーが据え置きである利点が際立つ事になった。
ファンネルを立ち回りで使うため相手も足を止めにくく、ゲロビは使えるため圧力もあるなど、相対的に横特が無くて正解という形に収まっている。
共振中はメイン連動/格CSを飛ばせば自機がダウンしない限り一方的に攻撃ができる。
横特を組み合わせたりゲロビで撃ち抜いたり…この部分は使ってる人間の攻め方次第。
最もお手軽なのは相手の上で格CSを出して待機なのは過去作と変わりない。
何れにせよ共振ファンネルが出ている間は相手の行動を大きく縛れるため、自分から仕掛ける際はバリエーションを、また出してない時は無茶しないようにすれば火傷はない。
覚醒について
覚醒中は共振する。
共振中に覚醒するとゲージが止まり、覚醒が終わると共振を維持して再度カウントが進むバンシィタイプ。
また共振カウント0ならリロードも進む。
このため被撃墜後に覚醒がある場合は先に覚醒を使うと覚醒終了後に共振が溜まっている。全覚ではある種の保険にもなっている。
修正で共振の機動力が向上した事で結果的に覚醒中も機動力向上している。
元々共振のセットプレーが凶悪だった反面、F覚醒やV覚醒でないと接近まではやや手間という問題があったが、現在は素の足で詰め切れる。
連動メインも合わせて全機体最強クラスの覚醒になったと言っていい。
S覚醒
修正後安定選択。
確定を作る性能は凶悪無比で、ゲロビに至っては連動ファンネルによって実質ガー不。
直で当たれば280、弾が先に入っていても220と2タッチできれば相手は吹き飛ぶ。
プレッシャーも爆速リロードになるため、早めのダウンには起き攻めプレスからプレス再装填の流れまでをセットにすると安定する。
何より後落ちでも即吐きすればピンチを凌いだ上で共振が再装填されるのが凶悪無比。
F覚醒
修正前最有力候補。
横特がVS2のため火力補強に。
横特後派生2段>横特射撃派生離脱291が基本。
ゲロビとの2択でガードブレイク/共振ファンネルを考えると、リターン面では他の覚醒よりも明確に差を出せる。
やる事も共振ファンネルを出して横特連打なのでわかりやすい。
V覚醒
ダイブはともかく共振中機動力UPに加えて別口で機動補正が乗るのが利点。
S覚醒の安定版とも捉えられるが、良くも悪くも過剰。
相性は悪くないが究極他の覚醒を練習した方が勝てるのは事実としてあるだろう。
まとめ
お前らが弱いって言うからこうしたんだろ?みたいな調整で吹きました。
生時の性能がほぼ据え置きな点は不幸中の幸い。
共振/覚醒でメインを押す機会が圧倒的に増えた事以外は修正前と変わらぬ操作/立ち回りで、新たに使う方々には方針が分かりやすくなったのは評価してます。
コイツ修正不要論者だっただけに複雑ですが、入るなら入るでOKというスタンス故にモーマンタイ。
今30の中だと一番簡単だと思うので、悩める人は1度試してみて欲しいですね。
時限強化ですが敷居は相当低いと思います。
2/27現在使用率1位で55%越えなのでライン越え。
個人的にはメイン回復無しの6発で様子を見て欲しいところ。ゲロビを減らすとかは勘弁して欲しいです。
何れにしても腕の差がほぼ無いゲームになっている要因なので下方は当確と見た方がいいでしょう。
調整後にレーダーチャートは載せます。
02/06の『修正雑感』でも書きましたが、今回の連動メインで共振ファンネルが飛ぶ仕様、本当に胚乳らしいというか『ベルトーチカチルドレン』出典として納得感が凄い。
ゲームの性能は抜きに、ビジュアルという面では今回の調整過去一番で好きです。
そろそろメタルロボットのリニューアル胚乳も届くころなので、自分としては二重で嬉しい修正でした。
それではまた。