こんにちは。
ぜしかです。
先日投稿した初心者の方向けのコンテンツが予想を遥かに超えてご好評頂きました。
書いてる身としては大変嬉しかったです!
一方で、新規勢と初心者の方々が如何にこのゲームの遊び方に困惑しているかも再認識致しました。
乗り掛かった船と表現していいかは分かりませんが、前回時間を使って得て(読んで)くださった皆様にはもっとこのゲームを知ってもらいたいので、微力ながら継続して講座に近いようなものを提供していけたらなと思い至りました。
はじめに
前回で書いた「覚醒を使わない」等はゲームに共通したルールの中でも厳禁なプレイでした。
サッカーで例えたらレッドカード1発退場のような危険プレーです。やるなということ。
今回はパスやドリブルといったテクニック。
テクニックって聞くと私もうマキオンやめる!!って人もいるかもしれません。
しかし、テクニックといっても操作の延長線上にあるもので、ストレスを減らしたり楽に勝てるようにするものと考えましょう。
特にこのVSシリーズは一部を除き8割くらいの機体は操作が同じです。
ゲームで色々な機体を遊ぶにあたり、共通したテクニックを覚えてしまえばある程度流用ができてしまいます。
このVSシリーズ、実は対戦中の判断が非常に難しいだけであって操作は結構簡単な部類だと思います。
"↗︎→↗︎→◯△"のようなコマンドはありません。
使うボタンも4つだけ(アケコンの場合)で押す順番や同時押しはあれど、使うボタンの少なさは個人的に好きな要素の1つです。
そう考えると簡単に思えてきませんか?
MBONの家庭用から始められた方は恐らくPAD(🎮)だと思いますが、VSシリーズは元がアーケード前提で作成されているので基本的にはアケコン(🕹)の方が入力難易度は低いです。
※失念していましたが皆様がPADであるかどうかを前回は考慮していませんでした。申し訳ございません。一応今後もコントローラーにはあまり関わらない内容をお伝えしていきますので、その点はご安心下さい。
前置きが長くなりましたが、早速やっていきましょう!
回避の種類
初心者の方々にとって恐らくこのゲームで最初に壁となる部分だと思ってます。私がそうでしたからね。
ストレスを感じるのはどうしても「攻撃を避けられない」時。もっとわかりやすくいえばハメられた時とか。
泣きたくなりますよね。
このVSシリーズをやるに当たって1番目に覚えることが「覚醒を使うこと」だとすれば、2番目は「回避をすること」になります。
攻撃を当てるのはぶっちゃけ最後で問題ありません。
まずは相手の攻撃を避ける。
昔私の尊敬するプレイヤーが言ってた言葉ですが、「このゲーム俺が食らわなければ負けねーから」は今でも通用するVSシリーズの極意です。
さて、一概に回避と言っても皆さんはこのブログに目を通しているあたり知らない方が殆どでしょう。
知ってるよ!って人は復習がてら見て頂きたいです。
回避の種類は主に3つで、どれも組み合わせて使うことができます。
時と場合で有効な選択ができなくても今は大丈夫です。
大切なのは回避のやり方と種類を知ることです。
これ以降は少し仕様の話を避けては通れないため、文字で分かりにくいところはYouTubeなど動画サイトを活用して当ブログと照らし合わせて見て頂きたいです。
項目の単語を検索欄に入れてもらえれば出るかと思います。
長くなってしまうことをお詫びすると同時に、以降の文章を電車の中とか暇な時間にでも最後まで読んで頂けたのなら、このゲームでの回避の種類はバッチリ履修済みです!
①BD
ブーストダッシュと読みます。略語です。
ジャンプボタンを2回押すと出ます。
PADだと初期設定でXボタン(だったと思う)。
スティックの倒した方向に行けるので、8方向自由に動けます。
BDはそもそも移動手段ですから、意外と皆さん動いてる時は弾に当たることは少ないんじゃないでしょうか。
それもそのはず、このゲーム、概ね6〜7割以上の攻撃は「移動している最中には当たらない」のが原則定まってるからです。
つまり、裏を返せば攻撃が当たるタイミングは限られてるんです。
だから他の人の講座などを見ると「着地を取る」って教えが出てくるんですね。これは公式の遊び方にも記載されている事です。
BDの特徴は
・8方向に移動できる
・移動のスピードが速い
・BDした後にスティックを倒したままにするとゲージがなくなるまで移動ができる(旋回)
(※旋回に関しては今覚えなくてもOKです)
逆に弱点を挙げるなら
・移動の距離に対してゲージの減り方が多い
・誘導を切っていない
・後ろにBDすると移動の距離/スピードが低下する
一通り書いてみましたが、多分理解できることは3割あるか無いかだと思いますので、分かりやすく解説できるように努めます。
まず、BDをどこで使うのかというと、移動手段でもあるため地上が殆どです。
BDのいいところは「切り返し」ができるところと覚えましょう。
右に行った後でも左へすぐ動ける感じです。
地上で来た弾は横方向に複数回BDをする事で大半は避けられます。
自分のロックが赤ロックギリギリの辺りを中距離とこのゲームでは呼びますが、その中距離ではBDで十分避けられます。
BDは誘導の強い攻撃と格闘に対しては他の回避手段を混ぜないと食らってしまいます。
これが初心者の方にとっては一番悩みどころではないでしょうか。
誘導が何かを説明しませんでしたが、読んで字の如く自分を追いかけてくる攻撃です。
赤い服を着てる自分に闘牛が突っ込んでくるようなイメージで大丈夫です。
誘導の強弱は機体によって異なりますが、一般的なBR(ビームライフル)くらいの誘導であれば左右にBDするだけで回避ができてしまいます。
しかし、主にミサイル攻撃はホーミングという言葉が現実にあるように誘導が強かったりします。
これらの攻撃に対してBDをすると1回では避けられません。
誘導の強い攻撃に対しては切り返し含めて2〜3回しないとダメです。
こうなってくるとBDだけで避けるには効率が悪い/危険と分かるかと思います。
格闘も同じで、後ろにBDしてしまうと距離や速度が落ちてしまい当たってしまいがち。
これらの攻撃に対応するには後述の2つを合わせる事で概ね解決できます。
これは8割くらいの機体で共通している事なので、焦らずじっくり覚えていきましょう。
②ステップ
レバー/スティックを2回同じ方向へ倒す。
カカッ!って感じで入力すると出ます。
ステップは一部の機体と変形している最中を除いて基本的に共通した操作であり、回避手段になります。
このステップは使用用途が最初のうちはわかりにくいと思います。
しかし、ステップを使う事で変な被弾を圧倒的に減らす事ができます。
それくらい回避においては信頼のおける手段と言えるでしょう。
ステップの特徴は
・誘導を切れる
・格闘攻撃から出せる(虹ステップ)
弱点としては
・誘導を切るのは入力した瞬間だけ
・空中で使うと留まってしまう
・BDから咄嗟に出せない
・ゲージの減り方が2割
ステップの強みは誘導を切れる事以外にほぼありません。
機体の向きを固定するような使い方もあるにはありますが、最初のうちは誘導を切る性質のみを覚えておけば全く問題ありません。
使う場面としては主に先程のBDで振り切れない攻撃に対して使います。
地上でも空中でも使えますので、ヤバイ!と思ったらステップしてみましょう。
ちなみにステップは後ろにやってもBDのようなペナルティはありませんので安心してください。
格闘攻撃を出してる時も使えます。
これはステップとは少し異なる虹ステップという扱いになり、ゲージの消費がかなり多いです。
主に格闘を当てた際に次の格闘を当てる「コンボ」を行う場合に挟むものになってきます。
フリーバトルで相手を止めて格闘ステップ格闘のコンボをしてみましょう。
180機いるので結構楽しいですよ。いろんな機体で遊んでみてください。
初心者の方々はこのステップをしないので多くの攻撃に当たってしまいがちです。
かといってステップをしまくるのもカッコ良くありません。
じゃあどこで使うの?と言えばピンポイントで頼っていくことになります。
ステップは入力した瞬間だけは安全なので、着地する手前や相手と近い時に出してみましょう。
特に格闘攻撃に当たりたくない!って思った時は迷わず後ろにステップ(バックステップ)をしましょう。
このバックステップは誘導を切って相手と距離を離しつつも、BRのような射撃を同時に出せるのでその場しのぎに大変便利です。
本当はシールドなんかも合わせて使うと効果的なんですが、その辺りは慣れてからでも問題ありません。
格闘にはバックステップをして射撃を押す。これを最初は徹底してみましょう。
ちなみにステップから出す射撃は発生の早いものがオススメです。
誘導切りは入力した瞬間しか効果はないので、ステップからジャンプボタンを1回押したステキャン(ステップキャンセル)、ジャンプボタンを2回押したステップBDといったテクニックを合わせて使っていきます。
ステップを使って何もしないのもアリっちゃアリです。
寧ろ最初のうちはステップを出すだけでも難しいと思いますので、避けられなさそうな弾が来た時に出す意識を持つだけで構いません。
慣れてきたらフリーバトルを活用してステキャンやステップBDを練習しましょう。
こちらもYouTube等に参考動画がたくさんあります。
目で見て自分で試す。これを繰り返しましょう。
③慣性ジャンプ
難しい単語が出てきましたね。
操作もちょっと難しいです。
慣性ジャンプとは手前の動作の移動速度を引き継ぐジャンプのことです。
機体の動きとしては「→へ」のようなイメージ。
わかりやすく言えば幅跳びと走り幅跳びの違いです。
慣性ジャンプは種類が1つしかなく操作要領も10年前から変わってません。
このゲームの回避手段で最も多用するもので、移動としても使える効率重視のテクニックになります。
個人的にはひとまずこの慣性ジャンプを自由に出せるようになることが、初心者が楽しくゲームをプレイできる最低限のテクニックになると思っています。
これだけは習得しておきましょう!
特徴の前に操作を解説しておきます。
BD→ジャンプ1回
これだけです。
つまり使うのはジャンプボタンだけで、入力回数は3回。
スティックはBDの方向に倒しておきましょう。移動する距離が伸びます。(後述でまた書きます)
文字でわからなかったら動画をご参照ください。
これに関しては絶対動画を通して目で見た方が分かるかと思います。
慣性ジャンプの特徴は
・BD+ジャンプで2割ほどのゲージで大きく移動できる
・ジャンプをすることで上下の動きをつけられる
弱点としては
・BDの方向にしか飛ぶことができない
・BD+ジャンプなので誘導は切っていない
・着地するタイミングが非常にわかりやすい
BDとジャンプの合わせ技なので特徴や弱点は似通ってますね。
ひとまず押さえておきたいのは大きく移動できることと上下の動きをつけられることです。
VSシリーズはこの慣性ジャンプが非常に強力で、ほぼ全ての機体がこのテクニックで回避をしています。
その理由は2割のゲージで余程誘導の強い武装以外は簡単に振り切れてしまうからです。
格闘も例外ではありません。
実は誘導とは機体が激しく動くとそれに釣られてしまうストーカーのようなものでありながら、2回以上動くタイミングがあると諦めてくれる潔いやつだったりします。
この慣性ジャンプでいうと
BD(1回目)→ジャンプ(2回目)→頂点から落ちている最中(3回目)といった具合。
避けられるタイミングが3箇所あるので相手の攻撃に対して非常に効率よく回避を行えるのが特徴です。
慣性ジャンプはBDを2回するよりもゲージの減り方が少ないので、単純にお得です。
それでありながら落下して着地をするまでの間は何の操作も必要ないので、慣性ジャンプを使った場合に考えることは着地の手前だけで大丈夫です。
そのまま着地してしまうと相手の狙った攻撃に当たってしまいますからね。
レバーをジャンプの瞬間に倒しているかどうかで移動距離がかなり変動します。
基本はBDをした方向でいいですが、一応BDとは逆向きにレバーを倒してジャンプすると慣性を逆にかけて幅跳びに近い慣性ジャンプにすることは可能です。
ジャンプしてる最中でもレバーで調整できます。
これに関しては上級者の人でも使い分けを意識してる人はいないに等しいので、基本はBDの方向へ倒しっぱなしで問題ありません。
フリーバトルでじっくり試してみてから対戦に行くといいでしょう。
慣性ジャンプができるようになったら慣性ジャンプの弱点をカバーしていきましょう。
このテクニックの弱点は頂点から落下して着地をするタイミングです。
1方向にしか飛べない関係上、慣性ジャンプはBDとステップと合わせることで自由自在に回避ができるようになります。
例えば慣性ジャンプから着地する前にBDをしたり、ステップもしくはステキャン/ステップBDをする。
相手の弾が来てない時にゲージを使っても仕方ないので、自分が着地する手前あたりで弾が来ていたら更にブーストを使って避けましょう。
慣性ジャンプした後に被弾するのは勿体ないです。
これはフリーバトルのCPU相手よりも生の人間とやった方がいいですね。
対戦じゃないと着地は狙ってきませんし。
まとめ
如何でしょうか。
あまりの情報量に困惑しましたよね。
しかし、これでも結構削った方なんです(笑)
それくらい回避は重要で、攻撃を当てるにしても各回避の弱点を知っていないと当てられません。
VSシリーズの敷居の高さは覚醒の絡んだ判断ゲーの部分もありますが、どうしても回避が難しいと私は思います。
格闘攻撃なんて最初のうちは無敵かよ!?って思っちゃうくらい理不尽に切り刻まれる経験は私にもありますから。
重ね重ねですが、今回の内容は動画による解説を合わせて見ていただきたいと思ってます。
文字で見るより遥かに分かりやすいです。
今は手元動画とかも出てる時代なので、10年前の環境に比較してゲーム自体の成熟もあってか初心者の方が上手くなれる土台はできています。
問題なのはVSシリーズで上手くなるには自分で調べる機会が必要なこと。そして調べたことを自分で試すことです。
家庭用MBONのいいところはフリーバトルという無料トレーニングモードが使える点。
基本の動きを確認したりするにはこれ以上なく便利です。
初心者の方で対戦に勝てないという人ほどフリーバトルで操作をミスしない練習をしてみると伸びが早いかと思います。
例えばいざ対戦をして本来慣性ジャンプで1度距離をとったりステップで避けるべき所をBDを焦って連打してしまいやられてしまう。
これはよく見かけられる一例です。
やってはいけない行動には挙げませんでしたが、1つの動きに固執したり反射でやってしまうのは直した方がいい点と言えます。
対戦ゲーム全般に言える事ですが、焦る必要はありません。
このVSシリーズは覚醒という確定を生むシステムが存在してしまっているので上級者でも知識差があるくらいです。
家庭用なんかは1回購入してしまえば後は無料ですから、そういう意味ではかなり気楽に練習できます。負けても失うものはありません。
最初のうちは数をやるのが大切です。
数をやっていて上達しねえな…と思った時に頭を使った練習やプレイに転換する必要が出てきますが、最初のうちは誰だってわからん事だらけなので、下手だからどうこうを口にするのは早すぎます。
まずはこの記事の内容にある回避が自在に出せるようになって、なおかつ相手の動きに焦ってBDを連打してしまう事のない冷静な自分を見つけましょう。
弾を当てなくて負けるよりも弾を食らって負ける方が問題なんですよねこのゲームって。
さて今回はどうしても長くなってしまう内容ですみませんでした。
多分どこ見てもこれくらいの量は文字にすると書かれてるとは思います…思いますよ…。
だからこそ動画を見るって大事なんでしょうね。
目で見てやったら読む手間かかりませんし遥かに効率的です(笑)
次回の初心者向けコンテンツの内容は「簡単に実践できる戦略」を予定しています。
その次は200ダメージ論みたいなやつ。
それとは別に先落ちした時の考え方をコラム形式で出そうかなと思ってますが、こちらも初心者向けで出すかもといった感じで未定です。
今回もお読み頂きありがとうございました。
初心者の方は一刻も早くプレイしたい中こんなん読んで貰ってごめんなさい。
最近コメントやリプライなど頂けて励みになっております。
是非ご質問等ありましたら下記のフォームに記入して頂けると幸いです。
それではまた!